同じ企業でも、どの部門を志望するかによって内定率・競争率に大きな差が生まれます。
内定をもらうためには、「どの部門を希望するか」を戦略的に決めていくことが重要です。
競争率=応募人数 / 募集人数
当たり前ですが、採用の競争率は、「応募人数 / 募集人数」です。大企業の競争力が高いのは、人気があり応募人数が圧倒的に多いからです。
一般に、従業員1000人以上の企業(大企業)に正社員で勤めている人は1割といわれています。
しかし、同じ大企業でも部門毎の人気には差があります。内定をもらうことを第一優先にするのであれば「志望部門」を戦略的に決めていくことが重要です。
(当然、ある程度自分がやりたい仕事でなければ続かないのでその辺はしっかりと自身で考慮してくださいね)
「希望部門」を戦略的に決める事が非常に重要です。
皆さん、採用活動の前に「企業の業績」や、「企業の募集職種」などは確認されると思います。
エントリーシートや面接では「希望部門」も戦略的に決めることが非常に重要です。
希望部門によって競争率が変わる
大企業の場合、多くの製品・サービス・事業があります。
企業は、全部門を通じて一律に新卒採用をするわけではありません。
事前に部門毎の配属枠が決まっている
と考えておいたほうがいいです。
企業には、人を割り当てたい部門とあまり人を割り当てない部門があります。
- 人を割り当てたい部門の例
「もともと大きい部門」や、「人が足りない部門」「成長している部門」など - あまり人を割り当てない部門
「小さい部門」や「赤字の部門」など
なので、「学生ウケがいいが小さい部門」などは競争率が高く、「学生ウケが悪い地味な部門でも大所帯の部門」は競争率が低いなど、
同じ企業でも志望部門により競争率に大きな差があります。
ある程度、学生の志望を尊重する
採用する側も、「学生の希望」は入社後のモチベーションにも響きますのである程度尊重しますので、
「○○事業希望の学生から4人」、「△△カンパニー希望の学生から5人」などが事前に決められている可能性があります。
特にカンパニー制やホールディングスのような体系をとっていても採用はグループで一括
という企業は特にこの傾向は顕著です。
ですので、
- その企業の内定を第一優先にする
受かりやすさを重視して部門を決める - 希望部門を第一優先にする
受からなくてもいいから第一希望を貫き通す
を決めることが重要です。
次の記事では、「人を募集している部門・していない部門」の見分け方を記載していきます。