面接でもエントリーシートでも聞かれる自己PR。
自己主張が苦手な日本人ですが、堂々と話をしなければいけません。しかしながら、ただの「自慢」になっている人がたびたび見受けられます。
自己PRとは、自分の経験と、そこから何を学んだか。
就職活動での自己PRは、「自慢」ではありません。自分の強みを説明し、その強みを得るまでの課程や、具体的な強みを活かしたポイント、そして会社にどう役立つかの一連の流れを語る・記載するのが自己PRです。
決して「自慢話をするわけではありません
のでご注意ください。
王道のストーリー
以下が、自己PRの王道のストーリー(文章構成)です。
- 結論 : 自分の強みは何か、
- 概要:その強みを活かした具体例・結果は
- 挑戦:その際にチャレンジしたこと・苦労したことは?
- 習得:そのチャレンジから学んだことは?
- 貢献:それを仕事でどう役立てるか?
これを入れるのが自己PRです。
一例を記載いたします。
私は、なんにでも果敢に挑戦する「挑戦力」が私の強みだと考えています。
実際、私が所属している研究室で始めて「国際学会で発表」し、「最優秀賞をもらうことが出来ました」
私が研究している○○というジャンルの研究はアメリカが本場です。しかしながら過去研究室のメンバーは国内学会で発表程度でした。私は本場アメリカで自分の研究成果を評価してもらいたい。と思い、業界最大の1万人以上の参加者が集まる、○○の学会に応募しました。周りは有名大学の教授ばかりで学生での発表者私くらいでした。そんな中、私の発表にも200人以上の聴講者が集まり、見事に優秀論文賞をいただき、閉会式で表彰いただくことができました。
応募を決めたときに最初に困ったことは「英語で論文を書く」事です。私は決して英語が得意ではありません。また指導教授もあまり英語が出来る方ではありませんでした。そのため、指導教授に紹介してもらった別の学部の先生に添削をしてもらいました。更にSNSで同じジャンルの研究を行っている他の大学の外国人教授を見つけ、直接会いに行き、アドバイスをいただきながら無事に論文を提出することが出来ました。
最初は「人に協力をお願いしても「断られるのでは?」と勝手に決め付け躊躇していました。」しかし、この経験を通じて熱意を持ってお願いすれば多くの方が協力してくれ、1人では出来ないようなとてつもない偉業も達成できてしまうということを肌を持って感じました。更に、「挑戦する前に、先入観から自分の行動を躊躇してしまう事」がどれだけ自分の可能性や成果を制限してしまうかということも痛感いたしました。
この経験を通じて得た、挑戦力・行動力を活かし、御社に入社してからも、周りの人が躊躇するような難しい課題でも果敢に挑戦したいと考えています。この強みを活かし、御社で事業に貢献させていただきたいと考えています。(796文字)
これが、王道のパターンに基づいた構成になっています。
結論
私は、なんにでも果敢に挑戦する「挑戦力」が私の強みだと考えています。概要
実際、私が所属している研究室で始めて「国際学会で発表」し、「最優秀賞をもらうことが出来ました」
私が研究している○○というジャンルの研究はアメリカが本場です。しかしながら過去研究室のメンバーは国内学会で発表程度でした。私は本場アメリカで自分の研究成果を評価してもらいたい。と思い、業界最大の1万人以上の参加者が集まる、○○の学会に応募しました。周りは有名大学の教授ばかりで学生での発表者私くらいでした。そんな中、私の発表にも200人以上の聴講者が集まり、見事に優秀論文賞をいただき、閉会式で表彰いただくことができました。挑戦・課題
応募を決めたときに最初に困ったことは「英語で論文を書く」事です。私は決して英語が得意ではありません。また指導教授もあまり英語が出来る方ではありませんでした。そのため、指導教授に紹介してもらった別の学部の先生に添削をしてもらいました。更にSNSで同じジャンルの研究を行っている他の大学の外国人教授を見つけ、直接会いに行き、アドバイスをいただきながら無事に論文を提出することが出来ました。習得
最初は「人に協力をお願いしても「断られるのでは?」と勝手に決め付け躊躇していました。」しかし、この経験を通じて熱意を持ってお願いすれば多くの方が協力してくれ、1人では出来ないようなとてつもない偉業も達成できてしまうということを肌を持って感じました。更に、「挑戦する前に、先入観から自分の行動を躊躇してしまう事」がどれだけ自分の可能性や成果を制限してしまうかということも痛感いたしました。貢献
この経験を通じて得た、挑戦力・行動力を活かし、御社に入社してからも、周りの人が躊躇するような難しい課題でも果敢に挑戦したいと考えています。この強みを活かし、御社で事業に貢献させていただきたいと考えています。(796文字)
エントリーシートや面接では、書ける量・話せる量に応じて、複数パターン用意しておくのが基本になります。