今回は、新卒の方用の就活サイトを比較していきたいと思います。
今、就職活動をするには、「就活サイト」に登録しなければ「就職活動はできない」といっても過言ではありません。就職活動をそろそろ始めようと思ったアナタ!
就職活動は就活サイトに登録することから始まります。
目次
何故登録が必要か?
現在の就職活動は、
「会社説明会」や、「面接」の申し込みは、「就活サイト」経由で行うこと一般的です。
つまり、企業に応募(エントリー)したいのであれば、就活サイトに登録しなければ応募できない。ということです。
企業は、就活生の応募状況や個人情報を管理システムを自前で構築するのは大変です。そのため、企業は就活サイトを利用することで、自前でサイトを構築せずに「新卒採用に必要なシステムを利用している」ということになります。
また皆さんは、就活サイトに一度情報を登録してしまえば、複数の企業にエントリーする場合に、毎回個人情報を入力する必要はありません。
企業側は、「安く・楽に採用活動に必要なシステムを使える」。 学生側は「企業を探せて、手軽にエントリーできる」というWin-Winの関係が構築されています。
また、就活サイトは「企業側からシステム利用料をもらう」事でビジネスが成り立っていますので、応募する側(新卒の学生)は基本的に無料で利用できます。
いくつも登録が必要か?
はい。登録は必要です!
新卒採用を行う企業は「就活サイト」で採用を告知することが一般的です。大手企業などは複数の就活サイトに情報を掲載しますが、特定の就活サイトにしか情報を掲示しないサイトも沢山あります。
そのため、「○○社」は「リクナビからのみ説明会に申し込める」などの制限がありますので、アナタが応募したい企業が採用している就活サイトに登録する必要があります。
例えば
- 日立ソリューションズ:リクナビのみ
- トレンドマイクロ:マイナビ か自社サイト
などです。
最近は大手企業は「自前」の就活サイトを構築している場合も多く、それらの企業に応募する場合はそれぞれ個別の企業のサイトに登録が必要になります。
また、サイトごとに強い業界があったり、その他の特色があったりします。
[応募型]鉄板の巨大2サイト
新卒向けの総合就活サイトは2強状態です。以下の2サイトが就活を始めるなら、まず登録しておくべきサイトです。
これらは「応募型」のサイトとなり、掲載されている企業に対して学生が「応募」する形でサイトを利用します。
【1:リクナビ】
https://job.rikunabi.com/2018/
2018年3月卒業する学生用
https://job.rikunabi.com/2019/
2019年3月卒業する学生用
リクルートが運営する「元祖」就活情報サイトです。
掲載企業数は約28,000社と最大規模です。
就職活動をする学生の90%はリクナビを利用しています。
大手企業などの掲載も圧倒的におおいです。
一方で、広告が「オススメ企業」として出てきたりと、「広告出稿している企業」が目立つようになっている仕様がいくつかあります。。別に問題があるわけではありませんが、リクナビ上で企業を探す場合は、こういうバイアスが掛かっている可能性があることを意識して利用されることをオススメします。
【2:マイナビ】
https://job.mynavi.jp/2018/
2018年3月卒業する学生用
https://job.mynavi.jp/2019/
2019年3月卒業する学生用
毎日新聞社が運営する就活情報サイトです。
掲載企業数は約21,000社と、リクナビについで最大規模です。
大手企業が目立つリクナビと比べて、中小企業やベンチャー企業の比率がリクナビよりも多いです。
マイナビの特徴は、大規模な就職活動フェアや、合同会社説明会を実施していることです。
以下は2018年新卒用のイベント紹介サイトです
http://job.mynavi.jp/conts/event/2018/w/seminar/index.html
マイナビもリクナビと同じく「広告出稿している企業」が目立つような仕組みになっている部分があります。検索結果などはリクナビ同様、多少のバイアスが掛かっていることを理解したうえで利用されることをオススメします。
[クチコミ・情報サイト]置いていかれないために必要なサイト
コチラは企業エントリーや申し込みとはことなり、就活に重要な情報が集まったクチコミサイトです。
【3:みんなの就職活動日記】
「みん就」とも略される就活情報サイトです。
https://www.nikki.ne.jp/
楽天が運営しています。
コチラは、リクナビやマイナビと異なり、企業にエントリーするようなサイトではなく学生の就職活動クチコミサイトです。
「1次面接はこんな内容だった。」とか、「こういう志望動機で内定もらった」など、
就活生が知りたい情報がてんこ盛りです。
登録して損はないサイトだと思います。
【4:キャリアパーク】
就職活動のためのエントリーシートの書き方や、内定ももらったエントリーシート、業界研究などの情報が公開されています。
また、自己PRや志望動機の書き方などの情報も掲載されています。
当サイト(就活.tokyo)が提供している就活テクニックも負けてませんけどね(笑
[応募型]2強よりは規模は小さいが特色があるサイト
応募する企業や、もっと多くの情報を探したい場合はこういうサイトも確認しておいたほうがいいともいます。各サイトの特徴を簡単に記載しますので是非ご活用ください。
【5:キャリタス就活(旧:日経就職ナビ)】
https://job.career-tasu.jp/2018/top/
2018年3月卒業する学生用
https://job.career-tasu.jp/2019/top/
2019年3月卒業する学生用
キャリタス就活は日本経済新聞社・日経HRの協力のもと、DISCOが運営する就活情報サイトです。
リクナビやマイナビに次ぐ大手サイトです。
大手・準大手・優良企業に力を入れていますので、メーカーや商社など、大手企業に応募したい方は登録しておいたほうが良いでしょう。
日経の力を使った優良なコンテンツ配信も評判がいいサイトです。
【6:あさがくナビ(朝日学情ナビ)】
https://www.gakujo.ne.jp/2018/
2018年3月卒業する学生用
https://www.gakujo.ne.jp/2019/
2019年3月卒業する学生用
株式会社学情が運営する就活情報サイト。
このサイトの特色は、「中小企業・ベンチャー企業」に特化しているサイトです。
成長性のある中小企業・ベンチャー企業に入社して、自分と一緒に成長していきたいと考える学生には最適なサイトです。
昔からある老舗サイトの一つ
【7:ダイヤモンド就活ナビ】
https://navi18.shukatsu.jp/18/
2018年3月卒業する学生用
https://navi19.shukatsu.jp/19/
2019年3月卒業する学生用
ダイヤモンド・ヒューマンリソースが運営する就活サイト
地方就職の情報が多く、Uターン・Iターンを考えている学生には使いやすいサイト。勤務地を都道府県別で検索することができ、東京や大阪ではなく地方・地元で働きたい学生にはオススメです。
また、この際とは月に一度SPIの全国模試を実施しています。SPI対策したい人は活用を検討するといいと思います。
【8:アクセス就活(旧:就活ラボ)】
https://job.ac-lab.jp/2018/front/top/top.html
2018年3月卒業する学生用
https://job.ac-lab.jp/2019/front/top/top.html
2019年3月卒業する学生用
株式会社アクセスヒューマネクストが運営する就活情報サイト
大手サイトと比べれば情報量は少ないが、首都圏の採用情報に強い。
担当アドバイザーが付くという特色がある。
また、交通費至急や図書券進呈などの就職合同セミナーなどがあり、新しい発見があるサイトだと思います。
逆求人型/スカウト型
リクナビやマイナビなどのメジャーサイトは「応募型」で、応募者(学生)が希望する企業を選んで応募する仕組みです。
一方で、自分の情報を登録すると、その情報をみて興味を持った企業から「オファー・スカウト」が届く「逆求人型/スカウト型」のサイトもあります。自分が思っても見なかった業界などから求人が来る可能性もありますので、自分の視野を広げるためにも登録してみるといいと思います。
【9:ニクリーチ】
テレビCMを実施しているビズリーチが運営している新卒向けのスカウトサイト。
以前話題になりました。「人事担当者と焼肉を食べながら採用選考をする」サイトです。面接という短い時間でなく、少人数でじっくりと話を聞けますので、学生・人事担当者共にお互いをよく理解したうえで、採用・就職を決めることが出来ます。
また、学生はオファーが届けば、焼肉をおごってもらうことが出来ます。
社会人と触れ合う機会が少ない方は、就活だけでなく、社会勉強という意味でも参加してみる意味があると思います。
【10:キミスカ】
スカウト型サイトの定番「キミスカ」
アナタのプロフィールを登録すると、企業側からオファーが届きます。オファー=面接のお誘いですので非常に効率よく就職活動を実施することができます。
また、企業側が興味を持っているので、いきなり最終面接ということもありえます。うまく活用して手堅く内定をGETしましょう。
ここではプロフィールの入力が非常に重要です。現在受けている会社を登録する欄があります。ここで、○○社の最終面接まで言った。など詳しく書くことで、企業側もアナタに声をかけてくれる可能性が大きく上がります。
当サイトの別の記事でも書いていますが、内定をもらうためには「採用担当者を安心させること」が最重要です。
詳細は以下の記事を参考にしてください。
企業が採りたいのは「優れた人」ではなく安心出来る人!