エントリーシートの役割はご存知ですか?
前回の記事でも記載しましたが、エントリーシートの役割は「企業が対応できる人数まで絞る」ためのものです。
「選ぶ」ための面接とは異なり、「ふるい落とすため」のエントリーシートです。これを意識して戦略的に活動していきましょう
エントリーシートは就活の第一歩
エントリーシートというだけ会って、企業に「エントリー(参加登録)」するためのものです。ここで通過しなければ傘下を許していただけないということになります。
1つのエントリーシートにかける時間は1分~3分
大手企業には「膨大な量」のエントリーシートが届きます。これを限られた人事担当者で選別していくことになります。
たとえば、2016年度では、食品メーカーの明治は事務総合職に11,000人が応募したそうです。11,000人のエントリーシートを1人1分で見たとしても11,000分(110時間)掛かる計算になります。
1分で判定してもらえるエントリーシートを意識
一般的に、1分の間で「次の選考に進める人」、「落とす人」、「いったん保留」という形に分けられていくわけです。
ちなみに「保留」はエントリーシートを全部確認した後に、次の試験の受け入れ人数に空きがあれば「保留組み」から選んでいくことになります。
エントリーシートは1分で、パッと判断してもらえるような記載が必要です。
また、採用担当者が「安心できない人」はここで落とされます。安心させるは基本中の基本です
超戦略的就活①:基本 企業は「いい人」を採りたいわけではない! |
その上で、1分で「光る」ものにしていく必要があります
結論が最初
1分でエントリーシートを見るということは、採用担当者からすると、どうしても「流し読み」することになります。
「志望動機」「自己PR」[学生時代に挑戦したもの」などなど、どの項目についても結論を先に書きましょう。
貴社を志望する理由は、○○で○○で社会に貢献している点に魅力を感じたからです。大学背時代に・・・・(以下理由) |
と、結論を先に書いてから書き始めるのは基本中の基本です。
なお「結論から書く」はビジネス文章の基本中の基本です。企業で働いている方々は常日頃から「結論が先」の文章を読み・書きしています。そのため結論が最初にない文章には非常に違和感を覚えます。
そういう意味で、
採用のプロでなくても、企業で働いてる人にエントリーシートをチェックしてもらうことは有効
だと言えます。