エントリーシートを呼んでもらえる時間は1分ということを前回記載しました。
エントリーシート編①:エントリーシート攻略 基礎編 |
そのために「結論を先に書く」は大原則です。
今回は、更に1分間で「光る」エントリーシートにするためには何が必要でしょうか?今回はそれを記載していきます。
1分で光るためのキーワードや具体的例を入れる
各項目は結論から書くといいましたが、文章のなるべく冒頭に、採用担当者に響く・目を引くキーワードを入れることが重要です。
キーワードとは一般的に固有名詞です。固有名詞は目立ちます。特に自分に関係する固有名詞は見つけ易いです。
皆さんが、文章を流し読みしているときでも、自分の名前が文中にあると不思議とパッと見つけられると思います。
これは「記憶のフィルターモデル」と呼ばれる「選択的注意の原理」に基づくものです。視覚や聴覚で受け取った情報を処理する前に、普段から気にかけている情報とそうでない情報を振り分けるフィルターがあります。重要でない情報は「低次の処理」、重要な情報は「高次の処理」へと脳内で振り分けられます。
採用担当者が日頃から気にかけているキーワードを入れる
つまり、「採用担当者」が常日頃から気にかけているキーワード=「高次の処理」に振り分けられるキーワードを入れることが重要です。
具体的には、「その会社の商品名」、「経営者の名前」などになります。
特に志望動機では「その企業」に向けてしか書けないキーワードが重要です
私が小学校2年生のとき、お年玉で購入したものが御社の○○でした。 |
その企業に関連する固有名詞をなるべく文章の先頭のほうに埋め込んでいくようにしましょう。
就職本でエントリーシートの書き方の基本を学ぶことも重要ですが、
コピーライティングの本を読むのも役立つ
広告のコピーライティングは、街中で一般人の目をひきつけるためのテクニックが満載です。
じっくり読んでもらえる文章と異なり、「パッと見て判断」されるエントリーシートではコピーライティングのテクニックは大いに活用できます