就職活動お疲れ様です
こんにちは管理人のシタラです
企業は採用活動を通じて、どういう人を採りたいと思いますか?
採用活動を通じて「いい人」・「優れた人」を採りたいんじゃないの?そう考えている方、それは半分正解で半分間違いです。
今日はそういう企業採用の根本部分をお伝えします。
企業は「いい人」を採りたいわけではない!
企業が採用したい人、それは
「安心できる人」
です。その理由を以下に理由を解説していきたいと思います。
「いい人」であることは重要です。ただし、それは「安心できる人」である上で「いい人」を選びたいということです。
採用担当者からみて「安心できる人」にならないと内定への道のスタートラインにも立てません。
なぜ企業は「安心できる人」を採用したいか
企業の採用基準
企業活動の目的は「儲けること・大成功すること」ではなく、「継続的に社会的な役割を果たすこと」です。
そのための、企業活動における全ての判断において優先順位が一番高いことは「失敗しない/安心できる」ことです。当然これは人の採用活動でも同じです。
企業では
「成功する」ことよりも「失敗しないこと」のほうが優先順位が高い
ということをしっかりと認識して就職活動をしてください。
これは、「人」の採用でも「モノ・サービス」の採用でも同じです。
たとえば、ある会社でパソコンの入れ替え(買い替え)が発生したとします。その場合、会社の購買担当者がいろいろな会社と商談し見積もりをします。
以下の見積もりを出た場合、どちらのパソコンを採用すると思いますか?
A案 | B案 | |
価格 | 20万円 | 15万円 |
性能 | RAM 4GB ハードディスク 1TB |
RAM 8GB ハードディスク 2TB |
Officeソフト | 別売 | プレインストール |
メーカー | 導入実績多数の日本メーカー | 超オシャレなデザインの北欧メーカー |
シンプルな例ですが、個人でモノを買う場合は「性能も良くて価格も安くデザインもいい」B案は有力な候補になると思います。
しかしながら、日本の大手企業が採用するのは「間違いなくA案」です
安くて性能もいいけど、実績がなくて壊れてしまうかもしれないB案よりも、高くても実績があり安心できるA案が採用されます
これは「モノ」の例でしたが、「人」でもまったく同じです。
この「見積書」は人材採用の活動では「エントリーシート」「履歴書」に該当するわけです。
基本戦略:採用担当を安心させる
ですので、エントリーシートや履歴書では、
採用担当者を「アナタを採用しても失敗しなさそうだ」と安心させてあげること
が重要です。
これを徹底的に意識して就職活動されることをオススメ致します。
次回は採用担当者を「安心させる」ためには何が必要か?について考えていこうと思います
これは、私が把握している「大手企業」の例です。急成長しているリスクを恐れないベンチャー企業では異なる場合もあるかもしれません。