大手企業になりますと、エントリーシートやグループ面接の前に、セミナーや先輩社員懇談会などがあります。
名前がバレる場合は全て選考だと思え!
公式には選考が始まっていなくても、エントリーシートや面接よりも前の段階で選考が始まっている場合があります。
以前の記事にも書きましたが、初期段階ですので、「ふるい落とす」選考・フィルターの段階になります。
学生全員はチェックしないが、目立った学生はチェックしている
というのが本当のところです。
何度も書いていますが、
大手企業には受験者はいっぱい来るので、わざわざ変な学生を通過させる必要はない
のです。
会社説明会では?
こういうところでも、要注意人物はチェックされています。
- セミナーに遅れてきた人
- セミナー中ずっとスマートフォンをいじっている人
- 変な質問をする人
- 選考が始まっていないからとだらしない格好や金髪で来る人
などはチェックされています。
学生の名前をチェックする場面はいくつかあります。
- 受付のとき
- セミナー後のアンケートを机の上において帰ってくださいというとき
アンケートを机の上においていってください。は顔と名前をマッチングさせる目的があるかもしれない!?
会社説明会後に記名式アンケートがあり、「書き終わったら机の上において帰ってください」という説明会があると思います。
こういう場合、「目に付いた不安な学生」の名前はそこでチェックし、「通さない」学生としてメモをされている可能性があります。(これは私の経験ではなく、聞いた話ですが)
つまり、選考開始前の会社説明会でも絶対に気を抜かないでください!
先輩社員懇談会では?
年齢の近い先輩社員に話を聞くような場を設けている企業も多くあります。
先輩社員1名に対して、6人ぐらいで囲み、20分後とに複数の先輩社員に話が聞けるような画面です。
先輩社員はその後話を聞かれている
こういう場面では先輩社員は、懇談会の後に採用担当者からインタビューを受けていたり、事後アンケートを提出している可能性が大いにあります。
つまり
会社側が先輩社員に聞きたいことは「いい人いた?」ということです。
先輩社員懇談会で、鋭い質問で切り込み、「光る」ことが出来れば、非公式に選考へのエスカレーターに乗ることができるかもしれません。
あくまでも「選考」はメインではない
ただ、会社説明会や先輩社員懇談会は選考プロセスではありません。
たいていの人の選考には影響しないと思いますが、
- 最低限「無難にこなす」事
- 話す場があるような場では「光る」ことにトライしてみること
が重要だと思います。