面接や説明会の最後に「何か質問はありますか?」という定番のパターン。
特に面接では、「質問する」ことは絶好の自己PRの場ですので絶対に質問はするようにしましょう。
一方で、質問だからといって何でも聞いて良いわけではありません。タブーな質問もありますのでご注意ください
目次
NGな質問パターン1:法令に抵触するような質問
例えば以下のような質問です。
- サービス残業はどれくらいありますか?
- パワハラなどはありますか?
- 怒鳴られたりするのでしょうか?
これらは、実際に学生が知りたいポイントだとは思います。しかし、こういう場では企業は絶対に答えられません。こういう質問は避けるようにしましょう。
面接でこの質問をしてしまうと、「企業側もこの学生は安心できない」と次の採用に進めることを躊躇します。
以下に面接官を安心させることの重要性は以下の記事をご覧ください。
NGな質問パターン2:答えにくい質問
法律にひっからなくても企業が答えづらい質問はマイナスになります。
例えば
- 3年の離職率
- 有給休暇の取得実績(一般的な会社の場合。 働きやすさをウリにしている企業なら可)
- 昇給や30歳での年収は?
などです。
残業や、給料、休暇などの質問はセンシティブ
残業や、給料、休暇などの質問はセンシティブなので面接ではマイナスになる可能性が高いです。
NGな質問パターン3:答えがない質問
面接担当者が答えられないような、答えがない質問もNGです。
質問とは、ある程度「答えを想定して」質問するべきです。
例えば
- もし内定がいただけたらどこに配属されますか?(そんなの決まっていない)
- やりがいのある仕事はできますか?(人による)
質問を「変換する」ことが重要
この手の質問は具体的な内容に変換して聞くようにしましょう
もし内定がいただけたらどこに配属されますか?(そんなの決まっていない)- 内定後、配属はどのようなプロセスで決定されるのでしょうか?
やりがいのある仕事はできますか?(人による)- 御社の社員で皆さんが一番やりがいを感じられているポイントはどういう部分でしょうか?
など、同じ内容を聞きたい場合も、質問を「変換する」ことが重要です。
NGな質問パターン4:調べればわかるもの
これは基本中の基本ではないでしょうか?面接官が「ググれ!」と思ってしまうような質問をしてしまうと、あなたの志望の本気度も問われてしまいます。
基本的に「第一志望」であれば、情報をしっかり調べてきているはずです。調べれば簡単にわかるような質問をする学生は、せっかくの自己PRの場をマイナスに使ってしまっています。
例えば以下のような質問です
- 御社の海外売り上げ比率は?事業所は世界に何拠点あるのでしょうか?
- 御社の利益率は?
- TOEICの必要点数は?
などです。当然、公開されていない場合は質問してOKですが、上記の情報は、企業HPや、新卒採用HPに記載されている内容かと思います。
NGな質問パターン5:自分だけにしか関係のない質問
これは、集団面接の場合です。完全に自分だけしか関係のない質問を集団面接の場でするのは、あまり好ましくありません。マイナスにはならないかもしれませんが、自己PRとして活用するのは難しくなるのではないでしょうか。
例えば以下のような質問です
- 私は●●に住んでいますが、そこから通っている人はどれくらいいますか?
NGパターンを避けて、「面接の最後の質問パート」を自己PRの場として有効活用していきましょう。