圧迫面接は事前準備できない瞬発力(機転が利くか)を試す面接です。でも所詮10分程度の面接です。事前準備をシッカリして乗り切っていきましょう!
圧迫面接対応の基本
圧迫面接での会話の基本は、相手に何を言われても、「ポジティブに」かつ「相手の気分を害さず」に返せるかです。
これを意識して面接を進めていきましょう!
圧迫面接の
圧迫面接のタイプ
何でも否定型
志望動機や自己PRなど何でも否定してくるパターンです。
こういう場合は、心理学で言うYes but法で返していくことが有効です。
Yes but法とは、相手の言い分にまず納得・酸性(YES)した後に、反論(BUT)し自分の主張を伝える手段です。セールスマンの商談研修などでよく出る基本的な、応酬話法の1つです。
応答例1:志望動機
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ここで、「そんなことありません」と頭から否定するのは、あまりよくありません。
Yes but法を使って、正面から否定反論するのではなく、いったん共感した上で自分の反論を伝えていきましょう
応答例1:志望動機 回答例
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と、いったん面接官の言うことに共感を示します。
その上で、その会社との差をうまく説明し、自分がその会社を志望している理由を追い討ちで説明していきましょう。
否定型はチャンス!否定に反論する形で、より詳細な想いを伝えることができる!
否定型には、いったん共感を示して、ポジティブに想いを追い討ちで説明していきましょう。
怒らせ型
ひたすら怒らせようと試みてくるパターンです。
こういう場合は「お~怒らせ型きた♪きた♪」と「冷静に」「笑顔」で対応してくることが重要です。
応答例2:自己PR
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面接の緊張感の中では気づきませんが、冷静に考えれば、こんな失礼な非常識な人は普通企業の中にはいないことがわかると思います。
こういう場合もYes but法でポジティブに対処しましょう。
応答例2:自己PR
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など、いったん面接官のコメントに同意を示し、その後、遮られた自己PRへ引き戻し、言いたいことを継続してしゃべるのも良いと思います。
怒らせがたは、あの手この手で怒らせようとしてきます。
怒らせがたにあたった場合は「冷静」に言いたいことをシッカリと伝えていく
ということが重要化と思います。
ノーリアクション型
質問に答えても、相槌など一切なく、書類を見つめ下を向いたまま目を合わせないパターンです。
まず、こういう場合は「笑顔」を忘れず、最初のペースを守って質問に答えていくことが重要です。
いつも以上に明るく・楽しそうに行きましょう。
また、あまりにノーリアクションで、お互い無言状態になってしまったら、
何か、不明な点があれば補足致しますが、いかがでしょうか?と質問するのも手
です。
不採用ほのめかし型
不採用をほのめかして、貴方の心を折ってくるパターンです。
こういう場合は「食い下がる」が基本です。
応答例3
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こういう、その場で不採用が決まってしまったかのような発言をするパターンがあります。
こういう場合は、熱意を伝えることが重要です。
しっかりと食い下がって熱意を伝えましょう。質問で返すことも良いかと思います。
応答例3
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面接官は、「向いていない」ということは事前に決めているので、いざ「どこが悪かったんでしょうか?」と学生から質問されると、そんなにたいした理由は返せないと思います。
面接官から理由が出てきたら、Yes But法で返して、追い討ちで自己PRを返しましょう。
圧迫面接は1問だけでは終わらない
圧迫面接は1問乗り切っても、また1問と制限時間いっぱいまでゲームは続きます。
1問答えても安心せず、最後まで面接時間を乗り切りましょう