こんにちは管理人のシタラです
これまでの記事で企業は「安心できる人」を採用したい事をお伝えしました。
また、前回・前々回の記事で採用担当者を「安心させるため」の基礎の基礎をお伝えしてきました。
今回は基礎中の基礎の最終回です。
超長戦略的就職活動 基本① 企業は「いい人」を採りたいわけではない!採用担当を安心させる方法とは? 基本② 序盤エントリーシート編 基本③ 中盤面接編 |
選考プロセス序盤(応募・エントリーシート)<=前々回
- 次の選考に進めて失敗しない人
- ちゃんと「入社を志望」してくれている人
(練習や滑り止めの受験ではない)
選考プロセス中盤(面接)<=前回はここ
- 組織内で調和を乱さずうまく、周りと協力してうまくやっていけそうな人
(自分の部下になった場合、うまく活躍してくれるか) - 内定キャンセルしないか
選考プロセス終盤(内定前)<=今回
- 組織内で調和を乱さずうまく、周りと協力してうまくやっていけそうな人
(自分の部下になった場合、うまく活躍してくれるか) - 内定キャンセルしないか
最終段階で安心していただく方法をお伝えいたします。
最終段階で採用担当者を安心させるポイントは?
最終面接までくれば、「全然だめな人」は既に振り落とされており、「問題のない人」だけ来ることが前提になっています。合格率は30~50%程度といわれており、無難にこなせば合格できるのではないでしょうか。
最終面接など就職活動の最終段階では「部長や役員クラス」のエライ人が出てくることが多いです。
最終面接の段階では、「エラい人」と「人事担当者」の両名を安心させてあげる必要があります。
エラい人を安心させるポイントは?
最終面接など、内定一歩手前では「部長や役員クラス」のエライ人がでてきます。今まで採用を担当していた人と違うことは、彼らは、「採用のプロ」ではない。ということです。
そんな採用のプロではない彼らは、人事部のように多くの学生を論理的に判断する経験は余りありません。
ですので、
「好感度」が彼らの合否判断に一番大きく影響する要素になります。
おっ!この子いいな。と思ってもらうことが重要です。新人として自分の組織に入ってきて「上手くやっていけるか」が判断ポイントになってきます。
「中盤編」でも同じことを記載しましたが、「好感度」による決定要素が非常に大きくなります。
前回も書きましたが、好感度をあげる。一緒に働きたいと思ってもらえる学生のポイントは以下のとおりです。
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エラい人をみて話しましょう!
彼ら「エライ人」は普段お仕事では会社の中心として大活躍されている方々ばかりです。
彼らは会社の会議でも必ず「自分が主役」になっている人々です。
面接では必ず「一番エライ人」と会話するようにしてください
一番エライ人7割、横にいる人事担当者3割という感じでしょうか。
一番エライ人のほうをしっかり見て、「あなたに向かって話ししていますよ」ということをアピールしてください。
人事担当者を安心させるポイントは?
内定手前にきたら、人事担当者の不安はもう1点だけ。
内定を出したら会社に”確実”に入ってくれるか
です。
基本編の第一回目でもお伝えしましたが、企業はリスクを一番嫌います。採用最終段階での企業側の一番大きなリスクは「内定辞退」ということを理解しておいてください。
人事部の気持ちからすると、事前の選考でスペックや人間性の面で問題がある人は既に落としています。人事部としては「誰が入社しても大丈夫」な状態まで絞り込んでいるわけです。
つまり、彼らにしてみれば「予定通り入社してくれるか」が最大の不安要素なわけです。
超戦略的就活①:基本 企業は「いい人」を採りたいわけではない! |
人間面・スペック面でリスクがある学生は既に落としているので、最後のリスクは「予定通り入社してくれるかどうか」なんです。
面接官をお願いした役員から、「この前の面接の子どうなった?」と聞かれたときに、「いえ、内定辞退されて・・・」なんて答える羽目になると、「なぜ、そんなやつを最終面接に連れてきたんだ」と怒られてしまうわけです。
最終面接も終盤、役員が聞きたいことを聞き終えた後に「人事担当者」が横から切り出します。
「弊社は第一志望ですか?」「他にどういう企業を受けられていますか?」
これが最終面接で一番重要なポイントです。ここが人事担当者を安心させる一番重要なポイントです!!ここが勝負ポイントです
「第二志望です」と答える人はさすがにいないでしょうが、自信がなく「第一志望郡」と答える学生がいます。”郡”なんていった瞬間に「落選決定」です。
何度も書いているとおり、企業は「リスク」を一番嫌います。最終面接での一番のリスクは「内定辞退」です。
安心させるための答え方の例
弊社は第一志望ですか?
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戦略的に就活を進めていきましょう
シタラ