アナタの志望動機はNG事例にどっぷりはまっていませんか?今回は典型的なNG志望動機の例6つの例の2つ目です。
ダメな志望動機6パターン全部見せます![グローバルに活躍したい人] |
その2:○○に魅力を感じます。惹かれました。
良くあるのが、
- 御社の社風に魅力を感じます
- 活き活きと働いている先輩方に惹かれました。
です。
これを志望動機に入れてくる人が本当に多いです。
実はこれNG志望動機の典型パターンなんです。
まず、そもそも
どこの会社でも使える内容を使いまわしているように感じる
たとえば、ちょっとネットで調べて「若い人が活躍していそうな会社」には全部同じようなコメント書いているのではないかと思います。ぱっと調べて、パッと書いたのかな?と本気が伝わらない可能性が高いです。
以前の記事のも書きましたが、
その社風は「どこまで本当か?」
というものがあります。
「自由闊達な雰囲気」、「上下関係のないフラットな組織」、「若い人が活躍している職場」
大企業になると、雰囲気は部署で異なるのが普通です。
自由な上下関係もない、全員がカジュアルな格好で勤務している部署もあれば、ガチガチのお堅い年功序列の部署もあったりします。
面接官やエントリーシートを読んだ人が、「うちはそんな社風じゃない」と思ってしまうとそこで終わってしまいます。会社がオフィシャルに発表しているレベルの社風でなければ志望動機には書かないほうが無難と考えます。
たとえば、サントリーの「やってみなはれ」や、楽天の「社内公用語の英語化」などは、採用担当者も絶対に否定できない内容なので、使っても大丈夫な社風になります。ただこういうネタは、そもそも「有名」なので「浅い」と感じてしまいます。
「魅力を感じる」・「惹かれる」もNG
「魅力を感じる」・「惹かれる」は受身的な言葉です。
学生時代は、「授業」を受けます。これは、文字通り、生徒は完全に「受身」です。教える内容は教育要綱で考えられ、学生はそれを「受け取る」わけです。
仕事は「受身」ではありません。仕事は基本的に「攻め」です。
企業も「自分で考えて、自分で動ける人」を採用したいと考えています。
つまり
放っておいても勝手に仕事するひとを採用したい
ということです。
その点、「○○に魅力を感じました」・「○○に惹かれました」は完全に受身です。
企業は、「○○したい!」「自分なら御社で○○できる!」と自分から動く姿勢を感じる人のほうが安心できます。
つまり、「魅力を感じる」「惹かれる」という人は、間接的に「○○してもらえそうだから御社を志望」と言っていることになります。
「○○を自分の力でやりたい!」という人のほうが企業側には魅力がありますので、志望動機を語るときにもこの点注意してみてください。