こんにちは管理人のシタラです
これまでの記事で企業は「安心できる人」を採用したい事をお伝えしました。
また、前回の記事でエントリーシートで「安心させるため」基礎の基礎をお伝えしました。
超長戦略的就職活動 基本① 企業は「いい人」を採りたいわけではない!採用担当を安心させる方法とは? 基本② 序盤エントリーシート編 |
選考プロセス序盤(応募・エントリーシート)<=前回
- 次の選考に進めて失敗しない人
- ちゃんと「入社を志望」してくれている人
(練習や滑り止めの受験ではない)
選考プロセス中盤(面接)<=今回はここ
- 組織内で調和を乱さずうまく、周りと協力してうまくやっていけそうな人
(自分の部下になった場合、うまく活躍してくれるか) - 内定キャンセルしないか
選考プロセス終盤(内定前)
- 内定キャンセルしないか
就職活動の3段階のうちの2段階目。「面接」で採用担当者を安心させる方法について今回はお伝えいたします
面接で採用担当者が不安に思うことは?
最初の面接や、中盤の面接は人事部の採用担当者(係長~課長クラス)が出てくることが多いと思います。
このステップでも
「すごい学生」ではなく「次のステップへ通して安心な学生」が選ばれます
つまり面接でも
面接官の不安要素を取り除くこと
が非常に重要になります
不安要素を取り除く基本的なポイントを記載します
面接官の不安を取り除くポイント1
自分(面接官)の部下になってうまくやっていけそうか
このサイトでターゲットにしている大手企業には1人で出来る仕事はありません。基本的に仕誰かと協力して進めていく仕事ばかりです。
営業担当になって、お客様に見積もりを出すとしても、その見積もりをお客様に出す前に、「上司に見積額の妥当性を説明し承認してもらう」というプロセスが発生します。仕事で「ソフト」を買うにしても、それが自分だけでなくチームのためにどう役立つのか。また初期費用だけでなく今後のメンテナンスのための手間は?など説明し上司に承認をもらわないと変えません。(新人時代は特に)
学生だとなかなかイメージがわかないかもしれませんが、大手企業はそういうところです。
こんな記事もあります:教えてGoo ●部長、課長、本人権限って一般的にいくらか
何度も書いているように、全ては企業活動で「失敗しないため」に構築された企業のルールです。
大企業とはそういうところですので、
「協調性がない人」はNGです
また、面接で「自分はすごい」アピールがすごすぎ、
「俺が・俺が」タイプもNGです
「俺が・俺が」でも何の権限もなければ会社では、滑稽にしか見えません。大手採用担当者からしたら、そんな人はベンチャー言ったり起業すれば?って感じです。
オタク特有の話し方もNGです
こちらは記載すると長いのでまた、面接攻略編で詳細を記載いたします。
面接官が新卒採用で「うまくやっていけそう」と安心するポイントを以下に列挙します
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シッカリと話を聞ける
ですが、たまに面接官の質問が終わる前に話し出す学生がいます。学生はちゃんと聞いているつもりでしょうが、人の話をシッカリと最後まで聞けない人は論外です。
容姿・見た目に問題がない
就活対策本には、「キレイな見た目」で「シワのないスーツ」、「女性は髪を束ねて」とありますが、そんな上っ面のことではありません。
ここにも「受かるための戦術」があります、[容姿・見た目」については長くなるのでまた別の回で記載します
面接官の不安を取り除くポイント2
途中で辞退しないか
大手企業の採用は事前にしっかりとしたスケジュールが組まれています。
第一選考5000人、第二選考1000人、最終選考300人、内定200人など、あらかじめ日程と人数が決まった状態で採用活動が動いているわけです。
採用プロセスが終盤になればなるほど、「辞退されることのダメージは大きい」です。
一番大変なのは「内定辞退」ですが、
「最終面接」の辞退も非常にダメージが大きいです
なぜなら、最終面接は学生が志望している職種の「役員クラス」が面接官となる場合が多々あるからです。
前日に「面接辞退」の連絡があったらどうなるでしょうか、また「当日ドタキャン」があったらどうなるでしょうか?
時給○万の「役員クラス」の貴重な時間を確保しておきながら、その方を「待たせる」ことになるのです。
企業に入ればわかりますが、役員クラスに迷惑をかけるということは非常に恐ろしいことなのです。
ですので、最終一歩手前の面接を通過するためには、
確実に御社を第一志望であり、内定まで一直線で行きたい!
という思いを伝え、「次のプロセスに進ませても安心だな」と思ってもらうことが重要です。
これが零細企業相手の面接だと、「第一志望」と言いすぎるのも相手から怪しく感じられる場合もあると思いますので、また違った戦略が必要になるかもしれません。
戦略的に就職活動を進めていきましょう
シタラ